DNP研究会

DNP symposium for fundamentals, applications, and practical uses

DNP研究の発展と実用を目指して

動的核偏極(Dynamic Nuclear Polarization, DNP)は、外部からの制御によって核スピンの偏極率を向上させる技術を指し、より狭義には試料に少量ドープした分子の電子スピンにマイクロ波やサブミリ波を照射して核スピンへと偏極率を転写する技術を指します。最近では、NMR・MRI実装への期待から マテリアル、化学、生物学、医学、医療への応用が盛んに検討されるようになってきました。

本研究会では、DNPを研究する様々な分野の研究者と、関連技術を開発する企業の技術者、そして、DNPによる応用を目指すより広い分野の研究者・技術者が一堂に会し、これからのDNPの応用や社会実装の開拓を目指した世界的潮流・問題意識の共有と、分野の枠を超えた議論・交流を行います。初学者を含む幅広い分野からの積極的な参加をお待ちしております。 

主催:大阪大学量子情報・量子生命研究センター(QIQB) 


本研究会は、Q-LEAP量子生命フラッグシッププロジェクトおよび、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」の支援を受けています。

第2回DNP研究会が2024年3月21日(木)、22日(金)に開催されました。研究会の情報は下記、研究会の様子はここをご覧ください。

過去の2022年7月に開催された第1回DNP研究会はここをご覧ください。

  日時:202421日(曜日)、22日(金曜日)

開催形式:対面開催

  会場:大阪大学豊中キャンパス文理融合型研究棟7階共通講義室

  定員:100人(定員を上回った場合は申し込み順とさせていただきます)

  参加費:無料(実験室見学会・講演会)

  締め切り:3月14日(木曜日)


  3月21日(木曜日):  12時~13時45分:研究室見学

             14時~18時30分:講演会

                                      18時30分より意見交換会(有料)を予定しています

  3月22日(金曜日):  9時~12時30分:講演会 

  講演者リスト・プログラムの詳細はここをごらんください。